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2024.03.06

青島レッドロックホテル

デザインコンセプト
黄海に面した青島は、山と海の町である。
海から山を見ると雲と霧があり、山から海を見ると広大な煙と波がある。
山と雲海をデザインテーマとして散りばめ、この自然の要素を清涼で清らかな空間に装飾し、素朴な美しさの自然の質感を重視し、静かでリラックスできる雰囲気を作り出した。
これは青島の独特な風俗の象徴である。
宿泊客は雲と霞の間に生きているような、まるで不老不死のような時間を体験することができる。

 

Photo:青島英創建設発展有限公司

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2024.03.01

都ホテル京都八条本館客室改修プロジェクト

デザインコンセプト
「かさねいろめ」
平安装束の重ね着の色合わせを楽しむように
色を重ねた空間。
秘色の壁面色をベースに鬱金色、瑠璃色等のテキスタイル、
繋がり、絆を連想させる連続性のある円を表現し、
ツイードのように入り交じった色合いで一筆書きのように表現したカーペット、
かさめいろめにアクセントとなる着物の帯留をイメージしたアートなど
鮮やかな色を多用しながらも、程よく調和した空間は
現代のうちき(女房装飾の袿)を表現した。

ことばを重ね合わせるように大切に紡ぐ楽しいひとときを
「かさねいろめ」に表現した空間となった。

 

Photo:株式会社近鉄・都ホテルズ

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2024.02.28

ヒルトン沖縄宮古島リゾート

“ロケーション”
宮古島のトゥリバー地区に建つ本ホテルは、300室を超える外資系高級ビーチリゾートホテルとして2023年に開業。
本プロジェクトにおいてKKSはマスターアーキテクトであるKAJIMA DESIGNと共同で基本計画業務を行い、以降は設計監修として携わった。
全329室の客室、2つのレストラン、バンケット、SPAトリートメント、インドアおよびアウトドアのプール、ルーフトップバーおよびルーフトップチャペルを備えている。

“コンセプト”
沖縄本島や石垣などはリゾート開発化が進んでいる中、宮古島にはまだローカルな雰囲気が残っており、その地に行くとゆっくりと時間が過ぎ、自然そのものを感じることができる。
宮古島でしか体験できない魅力がゲスト各々の記憶に残るようなシーン造りを計画全体のコンセプトとして捉え、「MY FAVORATE PLACE」をメインテーマとして展開した。
2階レベルの到着シーンから伊良部大橋全景を望むサンセットビュー、屋上に配されたルーフトップチャペル、宮古島唯一のルーフトップバーからは東洋一とされる透き通った海の色(宮古ブルー)を望むことができ、居場所と時間毎のシーンそれぞれがゲストの記憶に残る。

 

Photo:株式会社エスエス九州支店

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2024.02.16

亀の井ホテル 彦根

デザインコンセプト
当該ホテルは琵琶湖畔に建ち、国宝 彦根城の近隣に位置する。
ミニマムで素朴だが城としての力強い設えとともに、城主に受け継がれてきた、今でも色褪せない豊かな文化・文様・色彩など、特徴のある井伊家の ”あかぞなえ“をクローズアップし、現代風にデザイン展開することで、新たな彦根の魅力をホテルに吹き込む。

 

Photo:Forward Stroke Inc.

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2024.01.09

名古屋マリオットアソシアホテル スイートルーム

デザインコンセプト
名古屋駅直結の名古屋マリオットアソシアホテル、開業時からの想いと品格を継承し新たな革新をもたらすというコンセプトNEO HERITAGEを掲げたスイートルームの改装計画。
引き継ぐ伝統とこの先への需要を昇華させた5つのデザインを軸に、世界観の確立した名古屋マリオットならではのスイートルームとして生まれ変わった。

3つの一般客室を繋げビューバスも実現したシグネチャースイートは、ヨーロピアンエレガンスの品格を表す優美なデザインで構成した。すっきりとしたアイボリーを基調とし、クラシカルなディテールに柔らかい曲線と上質な素材をアクセントとして加えて、モダンとクラシックデザインの優雅な融合を感じられる空間。
リビングルームとベッドルームが一体になる広々とした平面計画はパーティや展示会も想定しており多目的に対応可能なレイアウトとした。ダイニングやバー、そして光の降り注ぐバスルームからも街を一望しながらの贅沢な時間が過ごせるスイートルーム。

白と黒のコントラストが映えるマンハッタンスイート、ブルックリンスイートは、当時のモノクロ映画の中に入ったようなニューヨークアールデコを感じるデザインを落とし込んだ印象的なスイートルーム。フレームで切り取った街の夜景とインテリアの世界観が共鳴し、どこか別の場所へタイムスリップしたかのような非日常感をつくりだしている。

那古野スイートは、名古屋の地の由来と言われる那古野の名を継ぐ唯一のジャパニーズデザインのスイートルーム。繊細な和のインテリアの中に、名古屋市の木であるクスの重厚な杢目や地元の由来のある調度品をふんだんに取り入れている。日本の精緻な匠の技や、木目の美しい一枚板の家具の天板など、和テイストの上質感を味わえる空間。

そしてマリオットスイート、シノワズリスイートには開業当時から引き継がれる重厚な家具や調度品に大胆な色彩を注ぎ込み、未来の伝統と品格へ重なり紡いでいく部屋へと設えた。リニューアルしたシャンデリアが新たにモダンなきらめきを加え、ゴージャスな空間に華やかさを添えている。

5つそれぞれに全く違う個性的な世界観を持つ、新しいスイートを生み出したプロジェクト。

 

Photo:Forward Stroke Inc.

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